Q 印刷用のデータはどうやって作るのですか?

A 現在では、主にAdobe社から発売されている、イラストレーター、フォトショップ、インデザインなどのグラフィックデザイン専用のアプリケーションで作ります。色々なフォントや、高い装飾性で様々なメディアのデザインも可能です。

Q サイズはどうやって決めるのですか?

A まず、印刷物のサイズを決めます。A4(縦)のチラシを作るのであれば、仕上がりのサイズはH297×W210になります。それにトンボ(塗り足し)をつけるので、天地左右プラス3mmずつ足したサイズ(H303×W216)が入稿していただくサイズになります。その他、表紙などでは、背厚や、折り方によってもサイズが変わってくるので、注意が必要です。

Q トンボ(トリムマーク)って何ですか?

A 断裁の位置や、多色刷りの見当合わせのために印刷する印のことです。
通常、四隅と上下左右のセンターに付けます。イラストレーターでは「トリムマーク」で付けることができます。
仕上がりサイズいっぱいに色を使う印刷物の場合、断裁の際に白場が出てしまうことがあるので、外トンボの位置までオブジェクトを広げる(塗り足しをつけておく)ことをおすすめします。

Q フォントって何ですか?

A フォントとは書体のことです。
現在では、色々なフォントが発売されおり、デザインや使い方によって数多くの中から選ぶことができます。
しかし、フォントにも様々な種類(OpenType、CID、OCF等)があるので、お客様がお持ちのフォントが出力に対応しているか確認するようお願いいたします。

Q PDFって何ですか?

A 「Portable Document Format」の略。
Adobe社が開発したAcrobatというソフトウェアを使って作成されるファイル形式です。
無料配布されている「Acrobat Reader」があれば、どんなPC環境でもファイルの閲覧が可能なので、WEB上でドキュメントを公開する際に広く利用されていますが、DTPの印刷用データとしても扱われます。

Q フォントはアウトラインをとらなくていいのですか?

A 必ずフォントはアウトライン処理をするようお願い致します。制作環境の多様化により、ファイルを開く際にアプリケーションのバージョンによって出力トラブルの原因になる場合もございますので、必ずフォントはアウトライン処理をしていただき、安全な入稿をお願いいたします。

Q 画像はRGBのままでいいのですか?

A カラー印刷は通常CMYKの4色で刷られます。RGBの画像は、出力時にCMYKに変換する必要があります。
その際、お客様がお持ちの画像のイメージと変わってしまうことがありますので、入稿前に使用画像を全てCMYKに変換することをおすすめします。

Q 画像の解像度は?

A 解像度は印刷の線数によって変えていきます。およそ線数の2倍が画像解像度の目安となっています。
印刷する紙にもよりますが、一般的な印刷物の場合、175線で刷ることが多いので、解像度は350dpiに設定することをおすすめします。

Q 画像は埋め込んだ方がいいのですか?

A 画像を埋め込むと、「リンクが切れてしまう」ということはありませんが、ファイルサイズが重たくなってしまいますので、画像はリンクをかけておくことをおすすめします。
リンクをかけておく際は、リンク切れなどがないよう、入稿時に使用画像が全て揃っているか確認して下さい。また、リンクをかけたまま、ファイル名を変更すると、リンク切れの原因にもなりますので、ご注意下さい。

Q イラストレーターの透明機能で作ったデータは出力できるのですか?

A 答えから言いますと、出力できます。「透明」や「ドロップシャドウ」などを使うことにより、デザインの幅も広がり、様々な表現ができますが、適切な設定をされていない場合、お客様のお持ちのイメージと異なったり、エラーの原因になることもございます(透明機能等を使っているデータに特色がある場合も要注意)。データ作成前に「効果」→「ドキュメントのラスタライズ効果設定」の、カラーモードを「CMYK」、解像度を300dpi以上(350dpi推奨)に設定してデータを作成して下さい。
不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

Q ソフトウェアのバージョンって重要ですか?

A ソフトウェアのバージョンは大変重要です。IT化が進み、DTP環境も大きく変わってきました。下位バージョンとあまり互換性のない上位バージョンの出現で、過去に作ったファイルがきれいに開かないなどの問題もあります。また、そのバージョン特有のバグなどもありますので、入稿の際にソフトウェアのバージョン情報などを添えていただくと大変ありがたいです。

Q PDF入稿はできますか?

A PDFでの入稿は可能です。しかし、PDFは再編集ができないので、フォント、カラーモード、画像などをしっかり確認してPDFを作成する必要があります。ファイル形式もPDF/X-1aなど、印刷に特化したファイル形式での入稿をおすすめします。データを作成したソフトウェアから書き出すよりも、Adobe Acrobat Distillerを使用する方がより安全なPDFを作成できると言われています。

 

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